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すなわち、海は未来のための資源なのです。

将来、人口が増えていくと、ヘルシーで持続可能性のある食糧への需要が今以上に高まってきます。地球の70%は海でおおわれていますが、食糧の95%は陸地から来ています。ですから、私たちの未来への鍵は海にあると言っても過言ではありません。

サケは安全な食べ物です。

サケは安全な食べ物です。

一般的にサケには、ヘルシーで多種多様な食べ物を必要とする人間にとって重要な栄養素が含まれています。ノルウェーの養殖サーモンは、ヘルシーで安全な食用魚です。これまでに、ノルウェーおよび保健栄養関連機関が毎年定期的に行ってきた分析の結果、安全性が確認されています。サケは良質なタンパク源の代表格のような魚で、人の体には欠かせない重要なビタミンのほか、心臓病や血管疾患の予防に良いとされる多くの多不飽和性オメガ3脂肪酸、セレン、ヨウ素などの微量栄養素をもっています。オメガ3脂肪酸EPAとDHAは、子どもの脳の発育に重要な役割を果たすと言われています。

他の食べ物と同様、養殖魚には少量ですが好ましくない成分が入っています。魚が食べる餌は、海から捕れる生ものが原料となっています。この原料には、ダイオキシン、PCB、重金属などの好ましくない物質が含まれていることがあります。これらの残留物質が魚から見つかることがあります。魚の餌の原料および魚は、政府関係機関の継続的な監視下に置かれ、このような物質を調べるための各種試験も実施されています。好ましくない物質の量は、厳格な原料の基準や浄化技術の発展により、年を追うごとに減少する傾向にあります。養殖サーモンを消費したことによる有害物質のリスクは、極めて低いとされています。

サケはヘルシーな食べ物です。

サケはヘルシーな食べ物です。

サケで発見される好ましくない物質の量は極めて低いです。その量は、推奨される1日摂取量についてのノルウェーおよび国際的な上限を十分クリアしています。油分の多い魚を食べることの健康へのメリットが、好ましくない物質のデメリットを大きく上回っていることから、保健省では、他の魚料理(切り身など)に加えて週に2、3回は油分の多い魚を主食として食べるよう推奨しています。この場合、油分の多い魚の推奨摂取量は最低でも200gとされており、その点、養殖サーモンはそれを満たす最適な魚だと言えます。

魚の異物についての監視プログラムは、ノルウェー食品安全庁が実施していますが、 Norway Royal Salmonではこのプログラムに加えて、自社の魚について同様な分析を実施しています。

極めて稀な例ですが、ノルウェーの養殖魚には抗生物質が使用されることがあります。これは、専門医が必須と判断した場合のみに行います。弊社は、魚養殖業者としての責務から、病気になった魚を治療しなければなりません。ノルウェーで抗生物質の最小利用に寄与している効能性の強いワクチンのおかげで、養殖サーモンが病気にかかることはほとんどありません。抗生物質の使用は、1987年から99%も減少しました。ノルウェーでは、許可を与えられた専門医だけが、魚を診断し、薬を処方します。抗生物質(または、その他の薬)が投与された後、魚は規制当局が定める検疫期間に入ります。この期間、魚を獲ったり、輸出したりすることは禁じられています。

ノルウェー食品安全庁とその検査室(NIFES)が毎年実施している試験では、ノルウェーの養殖サーモンにおける規定上限値を超えるような薬の残留量は発見されていません。

安全な魚の餌

安全な魚の餌

養殖サーモンの餌は、魚のライフサイクルに応じて変化する餌へのニーズに合わせて与えます。餌の原料は、栄養成分や好ましくない異物についての厳格な仕様に基づいて確保します。弊社は、魚養殖業者としての責務から、餌の成分、原料の出処について常に把握しています。また、餌の成分は、規制当局が定期的に分析しています。

品質
GlobalGAP
ASC (養殖管理委員会)

弊社は、業界におけるニーズ、期待に添うような製品づくりに努めており、その際の拠り所となるのが、顧客仕様、国基準、自社ガイドライン、法規制などです。

弊社サプライヤーの品質保証については、製品と生産過程は常に改善する必要があるという弊社の理念に基づいて徹底しています。

Norway Royal Salmonには、守るべき2つの主要基準が定められています。それらは、GlobalGAPとASCです。


GlobalGAPは、生産環境、従業員の作業環境の安全性維持について定めている基準です。基準の中核をなすのは、リスク評価、環境保全、養殖の適正手順などの食品安全性基準で、これらの基準により、環境への影響低減、作業環境のグローバル基準、従業員の健康と安全を保持しています。従業員の健康と安全については、前提として現行の国、地域での社会的責任関連法規に従っています。また、GlobalGAPでは、守るべき魚の福祉と健康に関する基準も設定されています。

GlobalGAP認定

GRASP


ASC (養殖管理委員会:Aquaculture Stewardship Council)は、過去10年間、WWF(世界野生生物基金)で協議、策定された環境基準です。この環境基準では、養殖方法、法規制の遵守、魚の多様性、福祉、遺伝的特性、餌、病気コントロール、魚肉生産の社会的責任、地域社会との良好な関係、サプライヤーの基準遵守など厳格な内容が盛り込まれています。ASC認定の魚は、極めて厳格な要件の下、厳重かつ持続可能性のある方法で生産される魚を意味します。

ASC認定